ケトルベル

スナッチの場合

ケトルベルはやかんの形をした丸い鉄球を、挙げたり下げたりするトレーニング器具です。重心が先にありバーベルやダンベルに比べると、固めて力を出すバーベルやダンベルに比べて、遠心力や、しなり。動力の方向性が求められますので、よりスポーツに実践的な動きになります。

その中でスナッチは完全に後軸優勢の種目で、背骨の意識、ボトムポジションの時の背骨を壁にする感覚、挙げるときに背骨を土台にして、上に振り上げる動作など、とにかく後軸を強化するにはもってこいです。

ケトルベルをしてスポーツに直結するのは、世に出ている7-8割のスポーツが後軸優勢、重心が高い方が優勢なので、ケトルベルのスナッチをして、他の競技力が向上したのはうなずけます。

 

 

ジャークの場合

それとは反対にジャークは胸骨から力を出す、前軸の運動です。

琴奨菊関は前軸が強烈に強いので、このジャークは特に片手が得意です。

胸骨を上に投げるみたいな感覚でジャークすると、実際の重量よりも軽く感じるでしょう。

琴奨菊関の前の圧力は、前軸がとても強いからです。

 

 

 

後軸も前軸もバランスよく鍛える。そうすることで怪我の予防になるし、土台が固まる。

スナッチもジャークも、軸を意識しながらトレーニングすることで、両方の軸が鍛えられることになります。

人それぞれ、前軸優勢と後軸優勢があり、そのバランスが壊れると怪我をする確率が高まります。

基本スポーツは後ろ軸優勢の競技が圧倒的に多いですが、日本人がだからということで後軸ばかり鍛えると、前後バランスがおかしくなりぎっくり腰をしてしまったり、思わぬ挫傷につながったりします。

また日本人の前軸の強さは、白人や黒人にないものです。その前軸をうまくミックスすることが、日本人に合った出力の出し方でしょう。