全日本パワーを振り返って 制度 セコンドの重要性

要項、制度、ルールは熟読しよう。これで隙をつけることなんていっぱいある。

今回の全日本は、本来は5月東京から、コロナで兵庫に移ってきた大会です。

僕は順位に執着を持っていますので、105kg級に参加人数が何故か少ない傾向は知っていました。

パワーリフティングの全日本選手権は、各階級参加標準記録があり、それを突破した選手が出場権があります。

また推薦制度があり

  • 都道府県大会優勝者、ブロック大会上位者で各ブロック男女合わせて3名まで推薦(一般カテゴリーのみ)
  • 全日本学生優勝者(今は学生大会クラシックなのでクラシック一般のみ)
  • 主幹協会推薦3名(カテゴリー区分なし)

僕は推薦カードをどう切るかばっかり考えていました。93kg級標準はまだ取れる力はありますが、105kg級は無理です。

それらの状況、環境を考えてそれがズバリハマりました!

また審判ですが僕はスクワットしゃがめるタイプではなく、微妙な試技できりぬけるタイプです。

はっきり言って審判のメンバーで変わると言っても過言でありません。

最初から2対1を狙っています。赤判定が出た時、どの審判がどの理由で赤を出したのか?

それは自分の力で修正可能な範囲なのか?

赤は1本くれてやる。白が2本でたら良い

そのような想定を常にしています。機械判定では無いので、審判は必ず心理があります。

この試技判定迷った審判は必ずその場の心理に左右されます

それを味方につけるかどうかは、自分のオーラ次第です。

迷う判定の時に、自分があれっと迷ったら赤が出やすく、本気で喜べば白が出やすいです。

最後は白か赤かボタンひとつで変わるので、そこを白を押してもらえる環境、ネームバリュー、空気を作るのはとても大事です。

それも含めての判定と思っています。ちなみに全日本でスクワット三振は過去に1度もありません。

このように制度、ルール等は熟読しないと自分が損をします。競技者は絶対要項を熟読してください。

セコンド。森田さんに全てを預けた。セコンド、仲間がどれだけ力が出るか。

人間はやはり人の期待、声援、セコンド等で世話をしてもらうのはものすごく勇気が沸き、力が出て、立ち向かう気持ちが奮い立ちます。

僕はフルギアの国内試合は全部森田さんにおまかせです。実際10年ほどお世話になっています。

森田さん本人は今回の試合前は寝られず緊張し、寝てない間本番のシュミレーションを繰り返したと言います。

森田さん自身、僕が一般で3位を取れるチャンスなんてないのがわかっているのです。

チャンスは1回しかなく、それを逃せば終わりになります。

森田さんは試合中の発言も相当気を使ったと言います。

  • 何が奮い立つのか
  • 失敗した時僕に動揺させず前に向けれるか?
  • 僕が物を無くすので、すぐに取り出せれるか
  • もちろんスクワットのバンテージ
  • そばにいる時のプレイヤーを安心させる心理
  • タイミング

要素は沢山あります。もうここら辺はバッチリです。実際森田さんじゃなければ、失敗試技が2-3個増えているので

記録がトータル30kg違います。

どれくらい違うかと言うと

100mが 11秒5が11秒1

1500mが 5分ジャスト🔜4分50秒

ぐらい違うと思います。アスリートからしたらクラスがひとつ変わるぐらいの差です。

あとこれは僕の問題で、その森田さんを連れてこれるかどうかも僕の力、僕の手腕になります。

このように、競技の力だけでは、所詮自分の力以上のものがなく、自分だけの力になります。

自分の力だけでどうにかなる強い自分がいれば、それでいいかもしれませんが、そんなに人は強くありません

そこで自分の思い、人に手伝ってもらう、共有して弱点強化、長所をさらに伸ばす。

競技以外の力は案外ものすごい割合を占めます。

それらを全部ひっくるめたのがその時でた「順位であり結果」なのです。

毎回思っていますが、今回はさらに痛感した大会でした。

森田さんや自分の陣営、仲間には感謝以外に何も言い表せないです。