強くなる、早くなるは、メニューをこなせばいいのか?強い人のメニューが正しいのか?

強い選手、トップ選手のメニューは本当に強くなるのか?それは人それぞれである。

写真はとあるところのリハビリメニューです。なぜか英語で書かれていたり、紙で書かれて整然と綺麗な紙だと、何かすごそうなものに見える錯覚は、私にも少しありますが、とらわれる人も多いと思います。

世の中のトレーニングメニューは多数あり、どの業界もどこにもメニューは書かれています。雑誌などは強い選手メニューはこれだ!!と書かれたメニューに飛びついて、強くなるのではないか?と大いに期待を寄せます。

私も数多くのメニューをこなしてまいりましたが、レベルが上がるほど、ベテランになるほど、メニューはあくまで予定に過ぎなく、その時の自分の体と相談してメニューを実行します。

メニューはあくまでメニュー・プログラムです。メニュー通りやってどんどん強くなる選手は「壁に当たっていない選手」です。強くなっている場合は、そのトレーニング方法を壁に当たるまでやった方がいいです。

しかしながら、トレーニングを続ければ続けるほど、難易度は上がり、筋疲労も激しくなり、頻繁に挑戦することが難しくなっていきます。

基本若い選手で才能がある選手は、本当にメニューだけで強くなっていきます。

それはその人にとっては限界ではなく容易なことで、そのメニューだけでは物足りない場合も出てきます。

そういう才能のある人は、教えるよりも強いところに連れていく、練習ができてのびのびできる、やりがいがある「環境」にしてあげることが大事です。

才能がある選手は、強くなる、強い人がいる、ライバルが多い、才能のある選手よりもっと才能のある現場を見させた方が、結果が良い例を多数見ます。

メニューでは大半が強くなれない。それは、「技量」「やり方」「コツ」「仕組み」を理解する・習得する必要がある。

メニューでは大半が強くなれません。それは根本的に何かの壁にぶつかっています。

技術が足りない、やり方・コツが全然違う、ポジション・セッティングが合っていない。体の耐性、どこかの靭帯、間接、腱が限界に達している。

そこで、二度三度と挑戦しても、一向に自己ベスト、設定した練習がクリアしていないとなると、多角的に考える必要があります。

私のジムに特に競輪のプロになりたいジム生には、これを口酸っぱく言っています。

基本強い選手は、体が強いことはもちろん、その競技に合わせて体の使い方が合っています。

合っているから、怪我もなく、スムーズにその物事ができます。そこを関節や靭帯、体の動かし方、セッティングの違いなど、上のレベルになればなるほど合っています。

合っている人は

  • 努力をして、検証したからあっている人
  • 何も考えないで合っている人
  • コーチに教えてもらい、鵜呑みで合っている人

とパターンがあります。この中で後でもその技術や感覚が残っている順番は、

  1. 努力をして、検証したからあっている人 しかし合致するまでの時間が多大
  2. コーチに教えてもらい、鵜呑みで合っている人 コーチがいるうちは、修正は可能。自分で理由を解明する必要がある。
  3. 何も考えないで合っている人 怪我や年齢による体の変化に対応しずらい

この様な順番になります。

皆さんが思っている以上に、強い選手は何も考えず練習して強くなっています。

高校生までで日本人でスポーツを奥深く掘り下げている人、わかっている人は少ないです。最初から強いです。

高校生までは結果に対する指導者の割合が、7^8割占めていると思います。

若い競技者は、目に見えるメニューや、動画を見てみたまんまの練習はよくやっています。

しかしその練習の意図、自分に合っているかどうかの検証、カスタマイズ、目利きの点で圧倒的に、わかっている人よりその部分が劣ります。

見たまんまの練習やメニューで強くなる人は、その情報を見つけ当てる能力が高いか、壁が低いです。ちょっとの対策で強くなります。

しかし、上に行けば行くほど、レベルはシビアに強くなりにくい仕組みです。

壁に当たれば、絶対的に考えないといけない。ほとんどが複合的な事象で壁になっている。

まず壁に当たったら絶対的に分析しましょう。

分析の一丁目一番地は自分の動画をとるです。これが一番客観的なものです。

動画を見てもわからない場合がほとんどなので、次に一流選手の何パターンかの動画を比較します。

その比較で違いを見つけます。その違いで一番改善したら全般的に変わるポイントを探ります。

そして改善しようとしたときに、自分ではやりづらい改善の仕方もあります。その違う点で自分が一番やり易い改善点をまず実行し検証します。

それの繰り返しです。これはあくまでフォームや、その競技だけの話です。

その次に道具のセッティングです。道具を使う競技は道具のポジションで、まるっきり違う結果になります。これも検証します。

最後に自分の体です。とにかく負荷は一番弱いところにやってきます。その負荷に耐えれるかどうか。

負荷に耐えられないけど、そこをクリアしなければ先に行けない場合は、道具を使ってでも、足してでも行う必要があります。

改善するやり方は多角的に、複合的にあります。それらを一個一個検証するのです。これが大変なんです。

強い選手の作業量と、普通の選手の作業量と、作業量は比例しません。

強い選手の作業量が3なら、一般の選手は7-20ぐらいまであります。

全然不公平なのです。結果と作業量が比例しません。

それでも実験、検証、やり直しを何度もしないといけません。もちろん体力的にも改善や、強化が必要です。

しかし考えてやったことは、怪我をしてもすぐに復帰の道のりがあります。致命傷のけがはそれでもけがはだめです。

普通の選手は、絶対に考えましょう!!検証しましょう!!メニューからの先が大事です。