タイム競技の気温、風圧のタイム差

タイムで一喜一憂しないためには、まずは絶対ある根拠、温度と風圧の関係を知る

タイム競技では、まずタイムが書いてあって、その次に温度と風速が書いてあります。

陸上競技では100mで風速1mで0.1秒の増減がよく言われている数字です

しかし温度はあまり聞きません。よくあるのは

夏場はタイムが出る、冬場はタイムが出ない

です。

上の表の通り温度による空気密度を見てください。

温度は0度が凝固点と言って水が氷にな分岐点

100度が沸点で水が沸騰して蒸発する温度を定めています。

冷えれば冷えるほど空気が固く、空気の密度が大きくなり

暑ければ暑いほど、水が蒸発し、密量が少なくなります。

それで0-10度で約3%空気密量が変わる空気の壁が3%固くなるということです

そして、風の圧力は公式として

風の圧力=風速×風速×当たる体積✕空気密度✕表面の形状指数✕0.5

という公式があります。

その表を見ると

10kmから30kmで9倍

30kmから60kmで4倍

の圧力が変わります

自転車では10度変わると200mハロン0.2秒変わる!

もうそろそろ競輪の試験が始まります。

試験はいつも秋、夏場自転車はタイムが出ます特に外でバンクが軽いところは本当に出ます。

しかし温度が下がるとタイムは落ちます。

30度から20度は、空気密度が3%かわります。

しかし人間が30度の時と20度の時コンディションが違う場合もあるし

ずっと漕ぎ続けるトルク型と、慣性や勢いに乗る勢い型とでは、

夏は空気の軽いところを乗って走る勢い型

冬はガシガシ漕ぎ続けるトルク型が有利となります。

そこで考えて欲しいのは

タイム差が出た時に、必ず気象コンディションを考慮して、タイムに一喜一憂しない心構え。言い訳の材料を作る

自転車で平地なら

夏はギアを掛けやすい、冬は軽ギアが有利

陸上なら

走行時間が短い短距離競技は、暑くて体がきつくても、空気抵抗がない方が有利。走行時間そのものが短いため

走行時間が長い長距離は、体が熱を持っても、空気で冷まして体そのものの動く時間が長くなれる冷えているのが有利

速度そのものも遅いので風圧の影響が全力での短距離と違い、低速であればあるほど風圧の影響がない

酸素も冬場の方が、空気密量が多いので、酸素が取り込みやすく、体が長持ちする

という状況になります。

エンジン、モータは確実に冷えた方が有利。あとはエアコンの関係

燃費で考えましょう

  1. 30度以上 エアコンも暑くて絶対つける。空気密度は薄い
  2. 20度 エアコンはつけない
  3. 10度 エアコンはつけない
  4. 0度 エアコンはつける

この中でどれが1番エンジンが出て、燃費にも良いのでしょうか?

エンジンが出る順番で

3→2→1→4

の順番です。(多分)

理由は

まずエアコンがかかるだけで動力分配がエアコンに相当食われます。

という事で1と4はエアコンが着いているので、エンジンが出ない部類になります。

あとは温度。先程書いたように

  • 温度が下がるほど空気密度が増える。=エンジンの爆発に必要な酸素の量が増える
  • しかし空気密度が大きいほど、空気の壁にぶち当たる
  • 空気の壁は人力のような、小さい力だともろに受けるが、エンジンのような馬力が圧倒的にあると、少々の空気の壁は関係ない

という事で2と3なら、温度の低い3の方がエンジンが出るという理論になります。

そうなれば下がれば下がる、氷点下20度ならもっと出るのかという話ですが、

これはエンジンが温められないと、エンジンそのものの出力がないので、低くなりすぎはダメということになります。

何事も根拠と、バランスが必要になる

体力だけが動きの良さの根拠にならない

という事がわかって頂けたら、うれしいです。