クランクに力が加わるだけと、クランク、BB大ギアから小ギアに伝わるのは全く違う。

今まで我がジムのローラーでは、自分のピストと人のロードしか乗ったことはなく、MAXスピード75kmまでが最高でした。
そして自分のロードをくみ上げて、イオンバランスコートを塗り上げて、自分もアドバンス等フル装備しました。
そうすると 50*14で85km、50*11で90kmで小ギアがガチャついて途中でやめました。
50*15のピストで、練習性が84㎞までが最高です。1000m1分6秒を出している人がです。
僕も競輪試験を適正で、4回受験頑張りましたが、今を思うととにかく知識不足。
これしか思い浮かばないです。今の知識があれば展開は絶対に変わっていました。
アドバンスイオンコートは、このタイプ。ガラスコーティングでイオンバランスを変え前に走れるようバランス調整します。

アドバンスイオンコートは、スピードブルーとトルクレッドがあり、これによりバランスを変えていきます。
塗っていない自転車は、ただ回っている、転がっているという感覚。コーティングした自転車は、前に惰性がつく、転がった後のさらなる転がりがあります。
車輪にブルー、フォーク、シートにはレッドを基本塗ります。硬すぎる場合のみ、下パイプにも塗り上げます。
塗り方は簡単。塗って2分したらふき取るだけです。これでイオンコート膜はあります。3-6か月持ちますが、重ね塗りもできます。
これで明らかに自分の自転車の力の向きが前に行く感じがします。実際トップスピードは2㎞ぐらい変わる感覚です。それより平均速度が変わります。
ただ平地で前に行く設定では上り坂には少し弱いです。その時はステム長を変えて短くして対応した方がいいです。
この写真の矢印の通り平坦や下りは基本、ハンドルからタイヤの一番前にかけて、いかに体重をおし掛け続けれるかがポイントです。
上り坂は、その逆で少し前輪を浮かし気味にいくような、ウイリーのような感覚で行く方が踏む力は少なくて済みます。
どうやって踏む力を少なくして、前に行ける設定になるかがポイントになります。
フラットペダル(三ケ島)とSPD(ビンディング)タイプの違い。断然ビンディングが前に進む。


クランクの位置、十二時の段階でのペダルとシューズのポジションを見てみましょう。
上はフラットペダル、下はビンディングペダルです。
上のフラッペダルは、ペダル軸より後ろに、ペダルにクリートを差し込み固定する。
下のビンディングペダルは、ペダル軸より前にクリートを入れ込みます。軸より前か後ろでも大きな違いです。
両方の靴とも、クリート位置は1.5cmほど既存の取付位置より浅い設定、穴をあけています。
それでも見ての通りビンディングタイプの方が、確実に踵が立ち、踏み込むトルクが大きかったです。
平地で1㎞程走行すると、明らかにビンディングの方が軽く進みます。
これは踵が立てやすい、上から斜め下に打点を落としやすいからだと思います。
三ケ島フラッドペダルは、どうしても足全体で踏みつけやすく、クランクの回転と小ギアの回転がマッチしていない感じがします。
速度的に平均速度30kmと28kmぐらいの差があります。
海外ロード選手の平坦コースは、完全にタイムトライアルタイプのポジションであり道具です。
ただそれに近くすればいいだけだと思います。あまりにも日本人は踏みすぎて、踵の割合が強すぎます。
ポジションと考え方で相当早くなります。自分自身気づくのが遅すぎました(::)