派手なことはありませんが、確実に着が拾い出しました!まだ恐る恐るの状況です。
先月より、我がグッドコンディションアイテムを大人買い、
そしてセッティング、進む、漕ぐ方向性の確認を行いました。
志水選手曰く、まだ恐る恐るの状況で、アイテムやセッティング変更を行っています。
恐る恐るでまだ、アドバンスをつけたり外したり、ノン装備で行ったりしての状況です。
ただ、アドバンスをつけて、確実に流れる方向、流れる感覚、進むという感覚を得ております。
しかしながら、その感覚と、前のゴリゴリ踏む感覚が正反対すぎて、自分でいいと思ったフォームが映像では全然だったり、
自分が悪いと思ったフォームが、映像では抜群の動きになったりと、感覚と実際のすり合わせがまだできていません。
その状況でも、怪我の前の競走得点が80-82点が、現在は85-86点ぐらいの刻み方をしていて、競走ランクが一つ上がっています。
今まで予選→一般→一般が、予選→準決勝→特選、予選→選抜→特選 という風に変わっています。
変えたことは概念の変更。持っているフィジカルは何一つ変わっていません。
はっきり言いまして、フィジカルを上げていることは何一つしていません。変えたことは
- 自転車のセッティング、ポジション変更
基本的に、サドルを上げ、サドルの角度を下げ、ハンドルを送った。これはアドバンスを装備したからできる事。人のポジションが変わることで自転車のポジションも変わる
- アドバンスを用いた、人間のセッティング、人間が着る服でのポジション変更
アドバンスウエア、アドバンスビブ、アドバンスサポーター、シューズクリートの位置を浅く、プロアスリートレアイオンで引き付け筋肉から押し出し筋肉へ
- 「流れる」ことの体験・確証
これは装備とセッティングを変えたからできたこと。装備とセッティングを変えないとできません。
- 速く進むという事は「力を入れて漕ぐという事ではない」
漕いだら進という考えから、転がる方向に邪魔しない。転がる方向に力を足すという考えかた。
- 力が伝わっていないという事は、どこかでその力が途切れる原因が、人間のどこか、道具のどこかにある。
という事です。文字だけ見ればさっぱり意味が分からないかもしれませんが、力はいろんな方向に分散するので、出来るだけ伝えたい方向に集約し、動いている物体は無理に止めたらだめという事です。
動画検証 かなり微妙なことだが、プロはこの微妙なことが明暗を変えていく
まずは4か月前の予選、そして今回の予選と検証します。全く同じ競輪場の大垣、そして全く同じランクの予選競走です。それも同じ3着です。
最初が4か月前
次が今回です。
微妙なことなんですが、僕から見て変わったなというのが6点ほどありました。
- ジャン前2コーナーのところで、3番菱田選手の動きシロを作るため車間をあけれたこと。これは足が残っているからできます。
- 最終ホーム、2番6番に絡まれるも、うちに締めこむ動作が機敏で難なく位置をとれたこと。これは左重心が効いています。
- 最終バック前、3番菱田選手がいったん内に切り込みながらまくりを打つときに、志水選手も内に切り込む動作が容易にできて、スムーズについていけた。これも左重心が効いています
- 最終2センター、5番に絡まれながらもなんとか位置がキープ。前の動作ならここは外に浮いている可能性大。これも左重心が効いています
- 終止外帯線をはずさない。これも左重心が効いています
僕が確認できたのでこれくらいありました。途中の道中で外に振られて浮いてしまい、まくりに追いついていない可能性があったのと
まくりについていったとして、前のセッティングなら、今回菱田選手との着差半車身ですが、4分の3車身から1車身の差になっていたと思います。
そしてローラーの動画を見てください。本人が初めて肘を絞ってスピードが出る感覚が初めて分かったという動画です。
まだ踏み込みがきついぐらいです。それでもスムーズに踏みあげられています。これ新商品レアイオンプロアスリートが効いています。筋肉を使う方向が変わっています。
最後の動画、5kp120回転30秒キープの後の5秒もがき 148回転 です。僕との数値勝負で僕は144回転でした。キープの時に上ハンドルを握っていたのは視点が違ってなるほどと思いました。
たぶんキープ系で上ハンドル握るという事は、本人DHバーは苦手だと思います。こういうところにフォームのヒントが隠されています。
本人と相談してセッティングさらなる変更点として。
ハンドル幅 410㎜→380㎜に変更 ハンドルの深さを浅いハンドルに変更
この辺りが変更点と思います。
着実に走り方の根本が変わっています。次のレースが楽しみです。